同志社香里中学校・高等学校 物理部は、一度は休部となった部を再興するところから始まりました。「好きな時に、好きなことを、好きな人と。」をモットーに、今日まで歩んできた道のりを紹介します。
旧物理部の時代
物理部は、同志社香里が男子校だった時代から存在していました。当時はアマチュア無線などに取り組んでいたと伝わっています。しかし部員不足から長く休部状態が続き、当時の詳しい姿は今ではほとんど分かっていません。
2014年 再興
2014年4月、休部状態にあった物理部を、顧問と当時の有志の生徒たちが再興しました。新しい部を作るのではなく、かつての物理部を受け継ぐ形での再出発です。
このとき掲げられたのが、「学校の中に、安心していられる居場所をつくる」という考え方でした。少人数ながら、プログラミングや映像制作など、一人ひとりが好きなことに打ち込む「少数精鋭」の時代が続きます。
2020年〜2022年 形を変えて続ける
コロナ禍で宿泊をともなう合宿ができなくなってからも、活動は形を変えて続きました。2022年8月には、合宿に代わる行事として「物理部夏祭り」を開催。部員やOBが自分の取り組みを発表し合い、オンラインからも参加できる行事として行われました。
2023年度 新しい動きの始まり
7人の新入部員を迎え、部の活動が大きく動き始めた年です。
- 7月:公式ホームページをリニューアル
- 8月:京田辺市のKIUアカデミー理科部と交流。物理部として初めての他校交流となりました
- 校内向けWiki「同志社香里Wiki」のプロジェクトが始動
2024年度 マイクラカップ初挑戦
過去最多となる14人の新入部員が加わりました。
- 4月:理科系クラブ合同研究発表会(理科研)で研究を発表
- 8月:夏合宿。2日目は京都で「仮想現実の世界観」をテーマにした校外学習を行いました
- 10月:第6回Minecraftカップに初出場。作品「TOKAINAKA Metro ~とかい × いなか~」で近畿ブロック本選に進み、学校賞とかさい「ミライナカ」賞を受賞
- 1月:部内の情報をまとめる「物理部Wiki」が始動
2025年度 近畿ブロック優秀賞
- 春のオープンキャンパスで「言葉遊びBOT」などAIを使った作品を展示
- 7月:防災をテーマにした作品づくりのため、神戸の「人と防災未来センター」を訪問
- 第7回Minecraftカップで近畿ブロック本選に出場し、40作品中2位にあたる優秀賞を受賞
- 公式ホームページにAIチャット「AIぶつりん」が登場
2026年度 地域とつながる
- 5月:部員が自由なテーマで発表するLT大会を開催
- 6月:第8回マイクラカップの作品づくりにあたり、寝屋川市役所とオンラインで対談
- 8月:同志社国際学院初等部との交流会、夏合宿
- 現在、寝屋川市をテーマにした作品を制作中です
これから
休部からの再興、少人数の時代、そして仲間が増えた今。形は変わっても、「好きなことに打ち込める居場所」であることは変わりません。物理部の歴史は、これからも部員一人ひとりの手で続いていきます。